きものの洗いについて詳しく紹介します。

下の写真は三鈴のしみ抜き職人の浜田氏です。
十代の頃よりしみ抜き修行を積み、すでに50年からのベテラン職人です。
着物の洗いと言っても職人の長年の経験がものを言います。

他の店で洗ってもらったけれどしみが落ちなていないとのご相談を多数受けますがぜひ一度三鈴にお問い合わせ下さい。
あきらめていたあなたの大切なきものがよみがえります。

下の写真はしみ抜きに使われる道具です。
〝しゅろ〝というはけのようなもの。もちろん浜田氏自作のものです。
しみの所に薬品をつけその後この〝しゅろ〝でたたくようにしみを抜きます。
浜田氏はしみの成分をまず判別してそのしみに合う薬品を選びます。

この〝こて〝は年代もので、すでに四十年位使用されていて浜田氏がとても大切にしております。
何故?それはこのこてを今では作れないのです。材質は鋼(はがね)ですが現在作られている〝こて〝はステンレスなので作業中の体感温度(各作業に最も合う温度)が得られないそうです。

さて、きものの洗いにはいくつかの洗い方があります。下記の表にまとめてみましたのでご自分のきものにはどの洗い方が適しているか参考にして下さい。

適した洗い方

しみ抜き 部分的な汚れ(食べこぼし、泥はね、お茶など)のみを洗います。 2,000円~4,000円前後
丸洗い ドライクリーニングしますので全体のほこりなどを落とします。
部分的なしみは別途相談させていただきます。
5,000円前後
裾洗い 衿、袖口、裾などどうしても汚れがちな部分の洗いです。 5,000円前後
洗い張り きものを解き端縫いして水洗いします。加工後仕立てをしなくてはいけません。 16,000円前後
生洗い 洗い張りが出来ない(箔、刺繍などの加工がしてある)きものを解き端縫いして水洗いします。 13,000円前後
汗おとし 汗によるしみ汚れはドライクリーニングでは落ちません水洗いが必要です。 5,000円前後
カビおとし 留袖、喪服など黒地のきものに出来やすいカビを洗う加工です。 5,000円前後

気になる加工料ですがしみ抜きはしみの範囲、種類、何箇所かによって、多少金額が上下しますので目安にしてください。

納期は3〜4週間です。きもののためにもお召しになる時にあわてないように早めの点検をお勧めします。

よく 京洗い という言葉を聞きますが、これはクリーニング屋さんのきもの洗いの名称で特別な洗い方ではありません。

もっと詳しく、知りたい方はお気軽にお問い合わせください。いつでもお答えいたします。

きもののアフターケアはそんなに難しい事ではありません。信頼のおけるお店さえあれば簡単です。