【イベント<2月>】 文化講演会:型絵染 赤坂武敏氏  *同時併催 加藤改石牛首紬のお誂え染め*

いつもきもの三鈴をご利用いただきありがとうございます。

毎年恒例となっております文化講演会を今年も行います。

 

日時:令和4年2月24日(木)、25日(金)

 

今回は型絵染師の赤坂武敏氏をお招きし、実演を交えながら型絵染の魅力をご紹介いたします。

同時併催といたしまして、大変貴重な加藤改石の牛首紬の白生地をお好きな色にお誂え染めをしていただけます。

無地染めの引き染めは赤坂氏に行っていただきます。

ぜひお運びくださいませ。

 

 

 

 

**赤坂武敏氏(京都 型染め職人) プロフィール**

 

柄のデザインから染色までの全工程を手掛け、伝統技法の型染で新しい柄を生み出す。
型染めの特徴の一つが、柄(がら)である。型染めは柄のデザイン、型彫り、生地を板につける地張り、防染、柄出しの糊置き、染料の落ち、にじみ止めの地入れ、地色の引き染め、細部の彩色、色の定着、発色のための蒸し、糊を落とすための水元、生地の巾をそろえるためのゆのし等の工程を経て完成する作品。
型染めの柄は、線でつながっているのが基本である。柄を彫り抜く際に、抜け落ちないようにつなげてあるとこを“つり”と呼ぶ。「“つり”の事も考えながらデザインすることが、型染めの一番の魅力」という。そして柄を決めた後、その柄を型紙に彫り抜いていく。

「型染ならではの魅力を感じていただけたら幸いです。」と。

 

略 歴

 

1981年   兵庫県神戸市に生まれる

2004年   大手前大学 美術学科 工芸 卒業

兵庫県展 入選

2005年    兵庫県展  入選

2006年    大手前大学 専攻科 卒業

株式会社 栗山工房 入社

2008年     第52回宝塚市展 奨励賞受賞

2009年     第55回全関西美術展 入選

2011年   京展 入選

2012年   京展 入選

2013年   京都府美術工芸新鋭展 入選

2015年   海外アーティストとのコラボレーション5作品制作

フランスにてデモンストレーション

2017年   株式会社 栗山工房 退社

2018年   型染工房tint設立

海外アーティストとのコラボレーション作品制作

 

現在     呉服制作や作品制作、実演や他ジャンルアーティストとの

コラボレーション制作、講師等、幅広く活躍中