きもののたたみ方

きもののたたみ方

着物のたたみ方(本たたみ)
基本的なたたみ方で、女性物、子供物など、単・袷長着のたたみ方です。
他には、夜具だたみという振袖や留袖、訪問着など、縫い目に関係なく柄が描かれている絵羽模様の着物に使われる、折り目が少なく、シワを最小限に抑えるたたみ方です。

★ここでは、本畳みの手順を載せておきます。

 本畳み  衿が左側になるように着物を広げます。
この時、手前(左身頃)の脇縫に沿って折ります。
 本畳み  手前(右おくみ)の縫い目で折り返します。
( 衿先と襟下をきちんと揃えておく事が大切です。
衿つけを内側に折ります。
(スナップや糸ははずして広衿状態にしておく)
 本畳み  向こう側(左身頃)の衿先と衽を手前(右見頃)に合わせて重ねます。
衿回りも重ねて整えます。
 本畳み  向こう側の脇縫い(袖付け下の身八つ口)下から裾の脇縫を持って手前の脇縫いに合わせ重ねる。
脇と背を整える
本畳み   左袖を見頃の上に折り重ねる。
右袖は見頃下側へ折る。
   本畳み  丈を半分に折り、袖を合わせ、形を整えて完成です。

 

 

襦袢のたたみ方

衿に折り目がつかない畳み方です。

襦袢の畳み方  衿が左になるようにして広げます。
襦袢の畳み方 手前(下前)の見頃脇縫で折り整えます。

 

襦袢の畳み方 向こう側(上前)も同じように折ります)
襦袢の畳み方 手前脇縫いを持って、見頃の中心にくるように内側へ折ります。
袖口を手前折ったところに合わせるように折り返します。
襦袢の畳み方  向こう側(上前)も同じようにして中心で両脇を突き合わせる。
襦袢の畳み方  袖も同じように折り返します。
襦袢の畳み方  裾を持って半分に折り、完成です。