着くずれの直し方

「外出先で着くずれた場合、どうやって直せばいいの?」とか「外出先から帰って、きもののお手入れはどうすればいいの?」
などよく耳にします。ここではそういった時の対処の仕方を紹介します。

お出かけの前の帯揚げのきれいな整え方はこちらで紹介しています。

着くずれの直し方

着くずれを防ぐにはまず、長襦袢の着付けをしっかりとする事が大切です。 きものの着付けがどんなに上手でも、その下の長襦袢がうまく着付けられていなければ、着くずれしてしまうのです。
衣紋の抜き方、衿の合わせ方を長襦袢からしっかりとし、伊達締めの下を引っ張ってゆるみを残さないようにすると、着くずれしにくくなります。

外出中にこんな着くずれをしてしまったら・・・

襟元がみだれたら

後ろに手をまわし、きものの裾を持ち上げてから、長襦袢の後ろ身ごろを腰のところで両手で下に 引きます。
そうすれば衿元の浮いてしまった部分が体につき、すっきりときれいになります。

衣紋がつまったら

両手で長襦袢の衿ときものの衿を一緒に持ち、上に引き上げます。
それからきものの裾を持ち上げ、長襦袢の後ろ身ごろを持ち、下に引きます。きものも後ろ身ごろのおはしよりを持ち、下に引き整えます。

きものの裾が落ちてきたら

おはしよりの前と後ろを上に引き上げます。それでもだめでしたら、おはしよりを上に上げて、腰紐をきつく結び直して、おはしよりを整えます。

帯がゆるんだら

帯の下にハンカチなどをいれ、厚みを作ると良いでしょう。

お太鼓の下線が下がったら

手先の下にある、帯が折りかえっている部分を引っ張り上げてお太鼓の下線を整え、帯締めをもう一度きつく結び直します。

きもののお手入れの仕方

外出先から帰ったら、脱いだきものはすぐハンガーにかけて、風通しの良い所で半日~1日ほどおき、体温や湿気を取り除きましょう。
帯や小物も一緒にすると良いでしょう。
その時、きものや帯は日光に弱く、変色する恐れなどがあることから、日の当たる場所は避けてください。
ハンガーにかけているあいだに、汚れがついていないか点検します。古い汚れほど落ちにくくなるので、できるだけ早い処置が必要です。
ご自分でできる応急処置としては、やわらかいビロードのようなもので水にぬらして、ぽんぽんとたたいてみてください。
(絶対にこすらないでください。)
水溶性の軽いしみはこれで落ちますし、濃いしみも後の手入れが簡単になります。
ただし、墨や泥はねなどはぬれた布でふくとかえって広がり、落ちにくくなってしますので気をつけてください。
しみの種類は、きものクリニックにのせております。
大きな汚れや取りにくいものは専門家に任せたほうが宜しいかと思います。
きもののしみ抜きについては、きもの職人の紹介をご覧下さい。

お問合せはお気軽にこちらからどうぞ。
 



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